はじめに
今年も配当金(分配金)の積み立てを第一優先に投資に取り組んでいきたいと思います。
まずは、新年一発目!
2025年初めの配当金(分配金)取りを行うのは、iシェアーズの米国長期債券ETF。
分配金の受け取りが確定する日(権利付き最終日)は、1月8日(水)。
その日はもう間近に迫っています。(なんなら目の前でございます。笑)
米国長期債券の現状
アメリカの長期金利が高止まりを受けて、米国長期債券の価格は低迷し続けています。
出典:Yahoo!ファイナンスより
どちらのチャートも、アメリカが利上げを始めた2022年から利上げ終了の2023年にかけて急降下しています。
債券は金利上昇と逆相関となるため、債券価格は下落を続けました。
2024年は金利の高止まりが続いたことにより、横ばいとなっています。
2024年は利下げの年になると言われていましたが、市場予想よりも利下げは行われませんでした。
そもそも、2022年に急ピッチで利上げをした理由としては、急速に進んだインフレへの対応のためでした。
2024年も引き続き金利が高止まりしており、今のところインフレとの闘いは終わっていないことが伺えます。
インフレとの闘いの行方については、今後の経済指標に注目が必要ですね。
現在の保有状況
現在、保有している米国債のETFは以下のとおりです。(岡三証券と楽天証券の2つの口座にて保有しています。)
岡三証券口座
楽天証券口座
保有数:700株
金額にしておよそ100万円。
保有数:4,550株
金額にしておよそ500万円。
いつの間にかこれだけの保有数まで膨らんでしまいました。驚
権利付き最終日は1月8日(水)
その日は刻々と近づいており、年末あたりから強気に買い増ししておりました。
右肩下がりの状況で買い増しを続けたため、保有数とともに含み損が膨らみあがっており、大丈夫なのかという不安は多少ありますが。笑
但し、これらの債券を保有している理由はきちんとあるため、価格下落の恐怖に打ち勝ちたいと思います!!
米国長期債券を保有している理由
今後のアメリカの利下げ期待
現在もなお、インフレとの闘いは続いていますが、好調なアメリカ経済。
個人的には、これだけ金利の高い中で経済がこれからも順調にいくとは思えません。
今後の経済指標に注目する必要がありますが、少なくとも、今後の再利上げは考えにくいため、これ以上債券価格が下がることはないのでしょうか。
今後の円安解消
為替ヘッジありの債券を保有しているのは、今後の円安解消を想定しているからです。
現在のドル円は157円。
これ以上、円安が続くようであれば、日本銀行による為替介入があるでしょう。
また、アメリカの利下げがあれば円高に動く可能性は高いです。
為替ヘッジをしていないと、せっかくの債券価格の上昇の恩恵が半減してしまいます。
安定的な分配金(年4回)
米国債券ETFは、年に4回の分配金があります。
分配金を受け取ることができるのは、1.4.7.10月。
配当金(分配金)の積み上げを第一優先に考えているため、現在の米国長期債券ETFを持たない理由はありません。
割安な株価
先述のとおり、米国長期債券の価格は、長引く長期金利の高止まりにより下落し続けています。
そのため、長期債券ETFの株価は割安となっています。
投資の鉄則として、割安なときに購入して上昇した時に売る。
この手法を基本としてこれからも投資していきたいと思います。
まとめ
分配金の権利確定日が近づいているiシェアーズの米国債券ETF。
権利付き最終日:1月8日(水)
長引く長期金利の高止まりとなっており、長期金利に影響を受ける米国長期債券ETFの株価はお手頃価格となっています。
また、年に4回分配金を受け取るチャンスがあるため、定期的な配当(分配)収入を手に入れたいという人は、購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、自己責任となりますので、あくまで参考までに。
以上、2025年の配当金(分配金)の積み立ての第一歩の報告でした!