はじめに
いつまで株式市場は踊り続けるのか。
そう思いたくなるくらい、アメリカ市場も日本市場も最高値を更新する熱狂ぶりです。
8月23日(土)に閉会したジャクソンホール会議も無事に終わったため、週明けの株価も上昇する見込みです。
ただ、一歩ずつ暗い現実が近づいていると筆者は感じています。
長引く長期金利の高止まりによって住宅市場は徐々に不況となっており、景気の先行指標である労働指標も悪化しています。
株式市場は、常々踊れるところまでとことん踊る傾向にあるため、引き続き踊り続けるかもしれません。
筆者は一足早くこの踊りからは抜けたいと思います。
とまあカッコイイセリフを言っておりますが、今回の上昇局面に上手く乗れなかったのが悲しき真実であります・・・。涙
今回の上昇局面に置いてけぼりを食らった悔しさは置いておいて、今後の局面に向けた方針を立てたいと思います。
景気後退に備えた投資方針
ディフェンシブ銘柄である東京地下鉄を保有
筆者は近い将来、景気後退が来ると想定しています。
景気後退という新たなる局面を迎えるにあたって、ディフェンシブ銘柄の保有を始めました。
絶賛銘柄選定中ではありますが、今回選んだ銘柄が東京地下鉄。
東京地下鉄を選んだのには理由が2つあります。
- ①割安水準の株価(低迷)
- ②景気に左右されない安定した業績と今後の成長期待
東京地下鉄の現状と今後
低迷する株価
昨年の2024年秋に新規上場した東京地下鉄。
初値が1,630円でスタートしたのですが、8月22日(金)現在の株価は1,739.5円となっています。
一時は2,100円を超えるほど上昇していたのですが、今年の夏場に向けてズルズルと下落してしまいまい、7月には新規上場時の株価を下回る1,600円にまで続落しました。

底値である1600円から比べると、1,750円はやや回復していますが、まだまだ割安の水準にあると思います。
現在の水準では積極的に保有していく予定です。
今後の成長見通し
東京地下鉄は、運輸収入がメインとなっています。
東京という街が衰退していかない限りは、人の流通が途絶えることはなく、安定した運輸収入が期待できます。
現在のインバウンドに加えて、今後の東京の発展と成長を考えれば、今後ますます東京への人の流通は増えていくのではないかと期待しています。
また、なにより安心なのが、景気に左右されないこと。
今もですが、今後ともトランプ大統領による関税の動向により多くの企業が振り回されることでしょう。
また、筆者が懸念している世界経済の悪化が起これば、景気敏感株にとっては逆風となります。
その点を考えると、東京地下鉄は業績への影響は限定的で安心できますよね。
今後の成長も期待でき、景気にも左右されない東京地下鉄。
安心して保有することができ、長いお付き合いになりそうです。
今は300株と様子見で保有していますが、今後徐々に保有数を増やしていきたいと思います。
まとめ
景気後退を想定し、東京地下鉄を新たなる保有銘柄へと選定しました。
景気後退の影響を極力避けるためには、ディフェンシブ銘柄は欠かせません。
その中でも、東京地下鉄は株価が割安のまま放置されており、今後の成長を考えると積極的に保有したくなる銘柄です。
株価上昇を期待していますが、どうなっていくのか。
下がったところは買い増ししていく予定です。
以上、景気後退に備えた現状の投資方針をお伝えしました!