株式市場の現状
大きく上昇する株式市場。

7月の中旬から一気にリスクオンの雰囲気となり、大きな過熱感をヒシヒシと感じております。
その一方で、現実世界に目を向けてみると、ウクライナとロシアの戦争の終結がいまだ見えないですし、アメリカによる関税が今後どうなるかも不透明です。
今は現実世界の悪い部分がないかのように熱狂に包まれていますが、トランプ大統領の発言一つで世界が混乱し、株式市場は一気に恐怖に包まれることとなるでしょう。
そういった意味では、株式市場はいけるところまでいこうという気持ちで大きく上昇しているのかもしれません。
保有状況とキャッシュ率
そんな中、筆者はというとこの熱狂の一員となれたとは決して言えず、観客として見つめているという状況に置かれています。
現在の保有状況はというと・・・
金融資産が3,000万円。
株式:30%
債券ETF:20%(大きく含み損・・・)
現金:50%
熱狂する雰囲気に違和感を感じ、徐々に現金を増やしたところキャッシュ率半分となりました。
近づく8月配当金銘柄の権利付最終日
気がつけば8月の下旬に差し掛かってきました。
毎月恒例の権利付最終日が近づいており、本来であれば8月の高配当銘柄をコツコツと積み上げているのですが・・・。
個別銘柄も大きく上がっており、今の水準では今後の上昇よりも下落不安の方が強いため、想定よりも全く保有できていません。
- 安川電機(300株)
- ディップ(300株)
なんとも寂しい保有状況です。
ただ、今の熱狂している株式市場に慌てて飛び込んでしまうと、恐怖にさらされたときに悲惨な状況になる恐れがあります。
8月の配当金以上に多大なる損失を受けることになるでしょう。
そのため、もし今の熱狂が続けば8月の高配当銘柄を積極的に保有することなく、キャッシュ率を高めに保っておく方針です。
9月は高配当銘柄が非常に多いため、目の前のエサ(配当金)に釣られて落とし穴に落ちる危険な行動はとらないのが賢明かと思います。
まとめ
株式市場が熱狂している裏で何かの拍子で暴落するのではないかという不安があります。
今の熱狂ぶりには違和感を強く感じています。
この上昇局面は、マイナス材料からは目を逸らしたチキンレースとなっているのではないでしょうか。
そうなれば、何か思いがけない出来事が発生した際の反動はとてつもなく強いものとなるでしょう。
普段であれば、毎月の配当金を重視しているため、8月の高配当銘柄を積極的に保有するのですが、今回は例外の対応とします。
キャッシュ率高めにして、暴落があったときにでも対応できるようにシートベルトをしっかりと締めたいと思います。
以上、熱狂する株式市場における8月の権利付最終日までの投資方針をお伝えしました!