エアトリの決算内容
前年同期比減収減益
エアトリは決算期が9月のため、今回の決算発表は第一四半期に当たります。
注目の2025年第一弾の決算内容でしたが、残念ながら前年同期比で売上も営業利益も減少という減収減益という結果となりました。
旅行業界の更なる鈍化を示唆
減収減益となったのは、旅行事業の成長の鈍化が要因であると決算資料にて触れられています。
前回の決算においても、旅行事業が鈍化傾向にあると記載されていましたが、今回の決算では、業績の数字にて大きく反映される形となりました。
決算資料によると、鈍化の原因になっているのは国内旅行とのことです。
あらゆるモノの値段が高くなる中で、国内旅行に対しての意欲が下がっているのかもしれません。
確かに、生活が苦しくなった時に真っ先に予算が削られるのは娯楽だと思うので、改めて考えると当然と言えば当然です。
決算直後の株価の反応
決算発表日は2月14日(金)でした。
決算が発表されるまでは、全体の地合いの良さも相まって大きく上昇していました。
ただ、今回の決算を受けて大きく下落してしまいました。

軌道に乗ったかと思われた上昇トレンドは、今回の決算にて見事に打ち破られました。
エアトリの保有状況
決算前の株価上昇にておおむね売却
エアトリは、長期保有銘柄として昨年から保有しています。
昨年のエアトリは下落トレンドが無限に続き、長く持てば持つほど含み損が大きくなるばかりで、メンタルがズタボロになりました。
そのため、決算前後のリスクはできる限り回避したいという思いを強く持ちました。
ちょうど、決算前のエアトリの株価が上昇していたことから、含み損からも解放されたため、気持ち的にも売却しやすい状況でした。
決算の結果を見てから今後の保有について判断したらいいかなと思い、おおむね売却して決算結果を待ちました。
結果から見たら正解に見えますが、売却するタイミングが早すぎました・・・。
決算後に下落した株価と同価格(1,150円~1,200円)にて売却していました。
売却するタイミングの難しさを改めて痛感しております。
決算を踏まえた投資判断
今回の決算内容を見る限り、今後も国内旅行事業の鈍化が続くと予想されます。
そのため、エアトリのポジションについては今までよりも軽くして今後の株価の動きを見ていきたいと思います。
現在は100株の保有となりましたが、多くとも500株前後にて保有を抑えようかなと。
長期的に見れば大きく成長することを期待している銘柄ではありますが、現状では積極的な投資はしないと判断しました。
まとめ
成長期待銘柄であるエアトリ。
今まで順調に進んでいた旅行事業に暗雲が立ち込めています。
昨年の大幅損失の反省を生かして、変な自信でポジションを大きくしないように心がけたいと思います。
少なくとも、現状では大きなポジションを張らずにエアトリの今後について見守っていきたいです。