はじめに
日本の株式市場はバブルに突入したのでしょうか。
高市トレードと呼ばれる円安・株高が止まりません。
ついこの間まで日経平均が4万4千円の史上最高値をつけたことで大騒ぎしていたのに、今やそこから更に10%上昇の4万8千円となっています。
9月中旬まで積極的にポジションを取らなかったのですが、9月の高配当銘柄を目の前にすると保有しない我慢ができなくなってしまいました。
ということで・・・
9月の権利付最終日の直前にてよだれを垂らしながら、高配当銘柄を買いあさりました。(表現が下品ですみません笑)
買い漁ったことは後悔していないのですが、購入した高配当銘柄が配当落ち以降大きく下落してしまっています。
9月下旬から日経平均株価は更に上昇していますが、個別銘柄はその上昇に乗れていないのは気のせいでしょうか。(もしかして自分の保有銘柄だけ?涙)
とまあ、9月の高配当銘柄投資の悲しい現状は置いておいて・・・
今回は10月のおすすめ高配当銘柄について見ていきたいと思います。
いつも通りではありますが、上昇しすぎている銘柄は配当利回りが小さくなってしまうため、今もなお割安となっている銘柄を中心に選びました。
10月配当銘柄の配当金を受け取るためには、権利付最終日である10月29日(水)までに保有する必要があります。
権利付最終日:10月29日(水)
配当金の積み上げを意識されている方は、ぜひぜひ参考にしてください。
株価は、10月10日(金)の終値です。
2025年10月おすすめ高配当銘柄
① 日本ハウス(1873)
- 株価:305円
- 配当金:5円(4月は6円)
- 配当利回り:3.6%
おすすめする理由:安定した配当実績・割安な株価水準
懸念点:業績不振による減配の恐れ
住宅とホテルの事業を営む日本ハウス。
ホテルはインバウンドにて好調なはずですが、直近の決算では営業利益はマイナスとなっています。
業績にやや心配な点はありますが、株価は非常に割安となっておりお得に購入できる銘柄ではないでしょうか。
② ラクーンホールディングス(3031)
- 株価:710円
- 配当金:11円
- 配当利回り:3.0%
おすすめする理由:超割安な水準の株価・売上右肩上がり
懸念点:関税による業績への影響
企業間の電子商取引を支援する事業を展開するラクーンホールディングス。
現代のビジネスには欠かせない業種ではあり、今後ますます需要が高まる期待があります。
ただ肝心の株価はというと大きく落ち込んでおり、高値の3,000円台から4分の1まで下落してしまっています。
チャートの形を見る限りは底打ちしてそうな雰囲気はあるため、ここから10月下旬までコツコツと拾っていきたいと思います。
③ 学情(2301)
- 株価:1,742円
- 配当金:34円(4月は33円)
- 配当利回り:3.8%
おすすめする理由:右肩上がりの業績
懸念点:景気悪化による人材市場へのマイナス影響
人材派遣や支援を行う学情。
直近の業績は下方修正となったため、株価は大きく下落してしまいました。
ただ、長期的に見れば右肩上がりに業績は上がっており、成長し続けています。
そのため、将来的な成長を見込んで長期保有するのもありと思える銘柄です。
また、500株以上保有することで3,000円相当のQUOカードがもらえるのも嬉しいですね。
資金に余裕があれば、500株保有も検討したいと思います。
まとめ
以上、10月に権利確定する3つの高配当銘柄を紹介しました。
本当であれば、クミアイ化学(4996)もおすすめ銘柄として紹介する予定だったのですが、10日(金)の決算発表にて大幅減配となりました。
その結果、高配当銘柄ではなくなったため、今回は紹介を見送る形となりました。
配当投資で注意すべきところは減配。
減配したら早めの損切りを徹底して、できる限り傷を浅くしたいと思います。(個人的にはスカイマークにて大きくダメージを負ってしまいました・・・。)
10月はおすすめ高配当銘柄が3つと寂しい数字となりましたが、参考になれば嬉しいです。
10月の配当金の権利付最終日は、10月29日(水)。
権利付最終日までは3週間弱あるため、今の過熱感と適度に距離を取りつつ投資する機会をうかがっていきたいと思います。
以上、10月のおすすめ高配当銘柄3選でした!