エンビプロ・ホールディングス(5698)とは
エンビプロ・ホールディングス(5698)は、リチウムイオン電池のリサイクルや金属・廃棄物のリサイクルを中心に取り扱う企業です。
環境問題や資源不足の問題が深刻化している近年では、重要な役割を果たしており、個人的にも応援しています。
今回は、直近のエンビプロ・ホールディングスの決算について触れながら、今後の保有方針についてお伝えさせていただきます。
直近のエンビプロの決算内容
減収減益
資源のリサイクルを行っているエンビプロの業績は、どうしても資源価格に影響を受けてしまいます。
鉄スクラップ価格の下落が業績を押し下げてしまったこともあり、減収減益という結果となりました。
年間の業績予想も2月に公表していた予想から変わらず、前年比にて減収減益となる見込みです。
ただ、資源価格が下落している割には、業績は安定しているのではないかという印象です。
決算発表の中でも、「資源価格の変動に影響されにくい体質作りを目指している」と発表があったため、今後の業績には期待したいところです。
決算後の株価の動き
減収減益という決算結果を受けて、決算直後は株価が軟調な動きとなりました。
決算発表日:5月13日

ただ、6月に入ってからは上昇の動きを見せており、今後の株価の上昇を期待したくなります。
今後の保有方針
株価の見通し
チャートのとおりではありますが、長期的に長らく下落トレンドを続けていました。

2021年の10月に最高到達点の1,400円まで上昇しましたが、そこからは下落トレンドという暗いトンネルを3年間歩み続ける悲惨なチャートの形です。
しかし、今年に入ってからは下落トレンドから脱却するかのような動きを見せています。
決算後の5月中旬以降は少し軟調な動きでありましたが、6月に入ってから更なる上昇の動きとなっています。

下落トレンドが長かった分、上昇トレンドも長い期間になるのではと期待してしまいます。
6月の配当に向けて積極的な保有
株価のチャートの動きを見ても保有したくなる状況ですが、今の時期は更に保有したくなる理由が一つあります。
エンビプロは6月に配当金が一括にて支払われます。
配当金:15円
年間の配当利回りとしては3%弱ですが、6月に一括にて配当されるため、配当利回り以上に配当金の恩恵を感じることができます。
年に1回の配当金チャンスを生かして、6月の配当金の積み上げに大きな貢献をしてくれることを期待したいです。
現在、割安の株価水準となっており、6月の配当期日も迫ってきているため、積極的に保有していきたいと思います。
今までと変わらないスタイルで、配当金の積み上げ第一主義で投資を続けていきます!
まとめ
決算では減収減益となり決して良くない内容であったエンビプロ・ホールディングス。
長らく株価も低迷しており、ピーク時から3割となってしまい、超割安な水準となっています。
ただ、今年に入ってからは少しずつ株価が回復しています。
また、6月下旬に差し掛かってきており、配当金の権利確定日も近づいています。
そのため、積極的に保有数を増やしていき、配当金の積み上げに邁進してまいります。
本音を言うと、配当金と売却益の両取りを狙っているのですが、さてうまくいくのでしょうか。
乞うご期待!
以上、エンビプロ・ホールディングスについてでした!