はじめに
アメリカとの関税交渉がまとまり、日経平均が4万円の大台突破の爆上げ状態となっています。
過熱感が強まっており、ここから更にポジションを大きくするのは少しためらってしまう環境ではあります。
そんな中ではありますが、今回は7月の高配当銘柄を紹介していきたいと思います。
7月は高配当銘柄が少なく、他の月と比べると配当金への期待はあまりできないです。
株式市場が過熱気味のため、タイミングとしてはちょうどよかったかもしれません。
とはいえ、その中でも7月の高配当銘柄はいくつかあるため、気になった銘柄があれば幸いです。
7月配当銘柄の配当金を受け取るためには、権利付最終日である7月29日(火)までに保有する必要があります。
権利付最終日:7月29日(火)
配当金の積み上げを意識されている方は、ぜひぜひ参考にしてください。
株価は、7月25日(金)の終値です。
2025年7月おすすめ高配当銘柄
①丹青社(9743)
丹青社は、商業施設などの企画・施工を手掛ける大手ディスプレー企業です。
株価:1,333円
配当金:35円
配当利回り:5.2%
おすすめする理由:万博効果で業績好調・配当利回り5%超え
懸念点:すでに大きく上昇しているため高値つかみ懸念
万博関連銘柄ということともあり、直近の業績が好調です。
株価も大きく上昇しており、上昇トレンドとなっています。
ただ、短期間にて大きく上昇してしまっているため、高値つかみには注意が必要です。
株価が上昇してもいまだ配当利回りが5%を超えているのは非常に魅力的な銘柄ですね。

②アイモバイル(6535)
国内最大規模のネット広告配信を手掛けており、ふるさと納税サイトである「ふるなび」も運営している。
株価:653円
配当金:26円(期末一括配当)
配当利回り:3.9%
おすすめする理由:業績が好調・景気に左右されにくい業種
懸念点:直近の株価が下落傾向にあり
業績が好調であり、先行きが不透明な世界情勢の中でも景気に左右されない強みがあります。
ただ、直近の株価が下落傾向にあるため、保有するタイミングは慎重にしたいと思います。
③ベステラ(1433)
プラント解体を専門としており、独自の技術を持つ強みがある企業です。
株価:1,129円
配当金:15円
配当利回り:2.6%
おすすめする理由:割安な株価水準で上昇基調
懸念点:出来高が小さく流動性のリスク

長年、低迷していた株価がようやく上昇しつつあります。
割安かつ上昇しつつあるため、配当金と利益の両取りが期待できる銘柄なのではないでしょうか。
④日本駐車場開発(2353)
月決めと時間貸しの併用にて駐車場のサブリースを中心に、スキー場の事業も展開しています。
株価:269円
配当金:8円(期末一括配当)
配当利回り:2.9%
おすすめする理由:期末一括配当・直近にて自社株買いを実施
懸念点:割高な水準になりつつあり高値つかみの恐れあり
まとめ
以上、7月に権利確定する4つの高配当銘柄を紹介しました。
今回は高配当銘柄が少なく、他の月に比べるとおすすめの銘柄も配当利回りが小さくなってしまっています。
ただし、重要なのは毎月安定的に配当金を受け取ることだと思うので、7月も配当金の積み重ねのために保有してみてはいかがでしょうか。
7月の配当金の権利付最終日は、7月29日(火)。
来週はラストスパートでおすすめ銘柄を買い増ししていき、配当金の積み上げに邁進してまいります。
以上、配当金の積み上げの参考になれば嬉しいです!