はじめに
6月は株主優待企業が少ない4・5月とは異なり、様々な企業が株主優待を設けており、様々な株主優待を受け取ることができる月であります。
そのため、優待内容に応じて積極的に株主優待を狙っていきたいところです!
今回は、6月に権利確定する株主優待銘柄を5銘柄選定しました。
おすすめの銘柄を選ぶ基準としては、株主優待内容の魅力だけでなく、株価が過去の水準と比較して割安となっている銘柄を中心に選んでいます。
株価は、6月17日(火)の終値です。
2025年6月おすすめ株主優待銘柄5選
ペッパーフードサービス(3053)
いきなりステーキで一世風靡したペッパーフードサービス。
経営不振に苦しんでいましたが、少しずつ経営を立て直しつつあります。
株価:219円
配当金:0円
配当利回り(株主優待込み):2.7%
以下のとおり保有数に応じて、食事券または自社商品をもらうことができます。
- 500株~:3,000円相当
- 5,000株~:6,000円相当
- 10,000株~:9000円相当
ペッパーフードの株価は低位株でお求めやすい金額となっているため、500株であればそんなに負担のかからない投資金額ではないでしょうか。
ペッパーフードは一時期株主優待を廃止していましたが、2024年12月に再開しました。
12月だけでなく、6月も株主優待を実施するため、年に2回株主優待をもらうことができるのはうれしいですね。
配当金はありませんが、500株以上で3,000円相当の株主優待がもらえるのは魅力的です。
少額の投資資金でお得に外食を楽しみましょう!
キュービーネットホールディングス(6571)
時短で安価なヘアカットが売りであるQBハウスを運営しています。
株価:1,159円
配当金:35円
配当利回り(株主優待込み):4.2%
QBハウスにおける無料ヘアカット券を、100株で1枚、300株以上で2枚もらうことできます。
無料という言葉に弱い筆者にとっては、非常に魅力的な株主優待内容です。
QBハウスの料金は現在1,400円であるため、1,400円相当の株主優待を受け取ることとなります。
物価高騰の影響は美容業界にも波及しており、ヘアカット料金も年々高くなっているため、家計を助けてくれる株主優待となっています。
カゴメ(2811)
トマト加工品大手で、スーパーにてカゴメの商品が多く陳列されています。
株価:2,891円
配当金:0円
配当利回り(株主優待込み):0.6%
自社商品詰め合わせ
継続保有期間が半年以上という条件付きではあるのが残念ではありますが、100株以上の保有で2,000円相当の自社商品の詰め合わせがもらえるのは魅力的ですね。
なお、1,000株以上の保有であれば、6,000円相当の自社商品詰め合わせがもらえます。
株価を考えると、1,000株以上保有するのは難しいため、100株以上を保有し続けてみるのはいかがでしょうか。
アース製薬(4985)
殺虫剤最大手の企業で、アースジェットやブラックキャップなど夏場の必須アイテムを取り扱っています。
株価:4,850円
配当金:0円
配当利回り(株主優待込み):0.4%
2,000円相当の自社製品
残念ながら株主優待の条件が変更となってしまい、次年度からは最低でも1年以上の保有が必要となってしまいました。
そのため、長期保有が苦手な人にとっては、今回が株主優待を受け取るラストチャンスとなりそうです。
色んな株主優待が欲しくなる人にとっては、保有条件がつけられるのは非常に厳しいですよね・・・。
ちなみに、筆者は色んな株主優待を受け取りたいので保有条件がついたとたんに、監視銘柄から外しています。笑
そのため、アース製薬をおすすめとするのは今回限りとなりそうです。
なお、株主優待の内容としては、100株以上保有していれば、2,000円相当の自社製品をもらうことができます。
生活用品は日常生活には欠かせないため、手に入れておきたい株主優待となっています。
江崎グリコ(2206)
グリコのマークでおなじみのお菓子の大手企業です。
株価:4,528円
配当金:45円
配当利回り(株主優待込み):2.2%
100株以上の保有で、1,000円相当の江崎グリコグループ商品をもらうことができます。
なお、500株以上であれば2,000円相当、1,000株以上であれば4,000円相当をもらうことができ、保有数に応じて金額が変わります。
株主優待の内容は、ビスコを代表とするお菓子の詰め合わせとなっているため、お子さんのいるご家庭にとっては特にうれしい株主優待内容となりそうですね。
また、長期的に見たチャートの形がきれいな上昇トレンドを描いていることもおすすめ銘柄に挙げた理由であります。

まとめ
以上、6月のおすすめ株主優待銘柄5選を紹介しました。
今回は、日用品やお菓子、ヘアカットなど、日常生活に身近な商品やサービスが株主優待となっている企業が中心となりました。
今回紹介した中で気に入った株主優待の銘柄があれば嬉しいです。
権利付最終日は、6月26日(木)。
全体の地合いは過熱感が出ていましたが、中東情勢の不透明さにより、リスクオフの雰囲気が出始めました。
権利付最終日まであと1週間少々あるため、株主優待の銘柄を保有するタイミングを慎重に見定めたいと思います。
※投資の最終判断については、ご自身の責任にて行ってくださいね。