はじめに
今回は、個人的に将来的な成長を期待している銘柄であるメルカリについて取り上げたいと思います。
決算ラッシュが続く中、メルカリも5月7日(水)に決算が発表されました。
不振が続くアメリカの事業について一番気になっていたのですが、今回の決算はどうなったのでしょうか。
メルカリの決算内容
コア営業利益は過去最高を更新
今回は第3Qの決算。
全体的な決算内容としては、第2Qに続いて過去最高のコア営業利益を更新しました。

純利益も過去最高の117億円をたたき出し、今後の業績を期待したくなる内容でした。
国内市場においては、フリマサービスが引き続き好調であり、クレジットカードも順調に債権残高を積み上げています。
スキマバイトであるメルカリハロも、今後の成長を期待したいところです。
4月から加盟店手数料無料キャンペーンが終了しており、顧客が離れずにいけば大きな利益となることが期待できます。
そして、気になるのはアメリカ市場。
アメリカ市場における赤字脱却
個人的にも非常に気がかりだったのですが、市場的にも一番気がかりであったと思われるアメリカ市場における業績。
長らく赤字が続いていたアメリカ市場でしたが、今回の決算では黒字転換しました。

還付金等の一時的な要因もあったとのことですが、一時的な要因がなくても黒字となっているため、これは大きな一歩ではないでしょうか。
国内の業績は好調を継続しているため、アメリカ市場にて業績不振から脱却できればここから更なる成長を見込むことができます。
今後の保有方針
現在の株価の水準
今回の決算が好感され、決算直後に大きく上昇したメルカリ。
一時は5%高まで上昇しており、決算による上昇圧力の大きさを物語っています。
ただ、株価はまだまだ低い水準にあると思っています。

チャートを見れば一目瞭然。
大きく低迷しており、今回の上昇もチャートでは霞んで見えるレベルです。
保有方針と売買の戦略
メルカリは正当な評価を市場から受けておらず、今後メルカリに対する市場の評価の見直しにより、大きな上昇を生むと期待しています。
そのため、長期的に保有していくお気に入り銘柄となっております。
ただ、ここ数年は上昇と下落を短期的に繰り返しているため、上昇したときは一部利確を行い、チャートの波に上手く乗っかることを意識しながら売買していく予定です。
今回の決算は、安心して保有し続けられる内容であったため、全体の地合いに釣られて下落する場面があれば迷いなく買い増ししていきます。
まとめ
お気に入り銘柄の一つであるメルカリの決算が先日発表されました。
懸念されていたアメリカ市場における業績が大きく改善し、黒字転換という大きな一歩を踏み出しました。
アメリカ市場からの撤退も叫ばれていた中で、改善の兆しが見えたのは市場にとって好感が持てる材料ではないでしょうか。
今回の決算内容は、メルカリに対する市場の評価が変わる転換点となって大きく上昇することを予想しています。
個人的にも一安心であったため、これからもメルカリとは長い間のお付き合いで長期的に保有していきたいと思っています。
以上、今回のメルカリの決算結果を受けての今後の株価の見通しと保有方針をお伝えしました!